床のリフォーム

こんにちは、大工の神宮司です。

A様邸では、今回 廊下の床のリフォームも行ったので紹介したいと思います。

今回は、床を壊さず、今までのフロアーに新しいフロアーを上張りしました。

上張りだと解体作業がありませんので、ほこりの出る量もかなり減らすことができます。

まず、今までのフロアーが床鳴りしないように、しっかりビスで留めていきます。

床ビス締め

元のフロアーが、幅の狭い物だったので、すごい本数になりまいたが、全く床鳴りしなくなりました。

ビス締めが終わったら、玄関框(かまち)を取り付けます。

旧框

A様邸では、下駄箱が壁の中まで入っていて、取り外す事が出来なかったので、

このまま施工していきます。框の上に L型の新しい框を被せます。

リフォーム框

隙間ができないように、出来る限りぴったりの寸法で刻みます。

新框 新框2

綺麗に取り付けたら、フロアーを貼っていきます。

フロアー貼り

壁が昔ながらの柱を見せる真壁(しんかべ)なので、柱や壁際の見切りに

隙間が出来ないように鉋(かんな)を使って擦り合わしていきます。

フロアー貼り2 フロアー貼り3

後から貼ったことが、分からないように何度も擦り合わせるため廊下だけでも2日か3日かかります。

フロアー貼り3

この施工方法だと元の床の上に貼るため解体が必要ない代わりに、床の水平は、直す事ができません。

床が著しく下がっていたりする場合は、解体して床の下地からしっかり作り直す事をおすすめします。

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洗面脱衣室 完成

こんにちは、大工の神宮司です。

サッカーのワールドカップで、日本が負けてしまいましたね。

普段サッカーに興味がない自分も、ワールドカップだけは、いつも見ています。

日本代表もだんだん強くなっているように思えますので、4年後また がんばってほしいです。

では、前回の続きで、フロアーが貼れたら入口やサッシ廻りの枠を取り付けます。

最近では、材料の表面に木目が印刷してあるものを使うことが多いのですが、

今回は、お客さまのご希望で木材で枠を作り、塗装をしてもらいます。

ゴム額縁 ゴム修正枠

枠が付いたら天井や壁に石膏ボードを貼っていきます。

洗面壁 洗面壁2

10年位前までは、石膏ボードを釘で貼ったり、ボンドと釘の併用で貼ったりしていましたが、

最近では、ほとんどビス締めに変わりました。施工のやり方も少しずつ変わっていきますね。

最後に壁と床の境目に巾木を取り付けて、大工の仕事は、終わりになります。洗面巾木

次に塗装屋さん、内装屋さん(壁紙)、設備屋さんが順番に作業を行い綺麗に仕上げてもらいます。

枠塗装 洗面仕上げ

洗面仕上げ2

先ほどの枠も綺麗にしてもらいました。やはり最後の仕上げ、設備がつくと、変わりますね。

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壁、天井の下地組み

こんにちは、大工の神宮司です。

梅雨入りしてから、暑い日が続いていますね。

私たちも、熱中症にならないように注意して作業に取り組みたいと思います。

前回の続きで、天井、壁の下地を組んでいきます。

今回 、もとの天井を壊さないプランなので、天井に直接下地を打ち付けました。

天井下地    壁下地

天井や壁の下地を組む時はきは、基本的には一尺(30.3センチ)間隔で組んでいきます。

壁の下地は横向きに打ち付けるのですが、新築のような新しい柱なら、直接柱に打ち付けるのですが、

リフォームの場合 柱が乾燥して、反り や ひねり などが発生しているため、直接打ち付けると

壁がゆがんだりします。それを防ぐために、柱の横に垂直に下地を打ち付けます。胴縁打ち

そのまっすぐに打ち付けた下地に横向きの下地を打ち付けていきます。

少し時間がかかりますが、こうすることで、倒れやゆがみの無い壁を作る事ができます。

おおまかな下地が終わればフロアー貼りを行います。

すろあー張り  フロアー張り2

フロアーは、床鳴りしないように、ウレタン系のボンドと、釘の併用で施工していきます。

貼り終わったら、傷を付けて台無しにしてしまう前に、すぐに養生をします。

完成が近づいてきました。

次回は枠や石膏ボード張りを行います。

 

洗面脱衣室の大工仕事

こんにちは、大工の神宮司です。

梅雨も本番になり、雨の日がふえてきました。工事に影響が出ることもありますが、

監督さん、パートナーの職人さんと協力してがんばっていきます。

今回は、浴室、洗面脱衣室の改装の大工仕事を紹介したいと思います。

サッシ交換の場合は、大工が入るのはこのタイミング、ここで取り替えます。

浴室解体

このあと、左官屋さんがユニットバスを据えるための土間を打ってもらい、

土間が固まったら、ユニットを据え付けてもらいます。

ユニット据え付け

柱の腐り

今回、在来の浴室からの改装でしたので柱の根元が腐り半分無い部分があったので

横に柱を添えて補強します。しっかり柱同士をボルトでつなぎます。

柱補強

補強が終わると床の下地組に入ります。

床下地  鋼製束

鋼製束をしっかり束石にボンドで固定します。

床断熱  床ベニヤ

断熱材をなるべく隙間なく入れて捨て貼りのベニヤを貼ります。

この状態で、お風呂に入れるようになります。解体から約6日ほどかかります。

来週は壁の造作に入ります。

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